第98回 同じ山に何回も登ること

京都の低山に初めて登ってから約2年。
最初の一年は京都と滋賀の山の地図を塗りつぶすように登りました。
「京都一周トレイル」「ポンポン山」「愛宕山」「魚谷山」「天ヶ岳」そして「比叡山」や「音羽山」。
滋賀県は「沖島の尾山(蓬莱山)」「武奈ヶ岳」「打見山」「伊吹山」「余呉湖周回」「三上山」などなど。登山専用アプリのお陰で詳細な記録が残せています。そしてコロナ禍の現在は、歩いて往復できる「大文字山(標高466m)」にマスク着用で毎週末登っています。

「ハイキングコース」と言われる「大文字山」ですが、「銀閣寺」裏から休憩せずに全力で登ると約35分。ダラダラ登る「比叡山」や「愛宕山」よりしんどい!「大文字山」はこれまでの2年間で最も多く登った山で、トレーニングも兼ねて登ること約85回となりました。多いですか?
ですが「大文字山」には毎日登られる年配の方もおられますので、自慢できるような数字ではありません。それでも家人には「同じ山に何度も登ってあきないの?」と聞かれます。
まあ「飽きる」ことはありませんね。

「季節による山の変化」が楽しめるのはもちろんですが、やはり「自分との闘い」「時間との闘い」「この間とは違った身体の反応」「装備のリファイン」などなど「次回に向けての課題」も含めて、「飽きる」要素はありません。ストイックなようですが、これらは全て趣味としての楽しみにつながるものばかりです。

Web検索すると大阪の「金剛山(標高1,125m)」に1万回登った方の記事がありました。連続で2,000日毎日登ったこともあるのだとか。これは肉体的ではなくモチベーションの問題でしょうか?頭が下がります。

コロナ禍で自由な山登りはできませんが、気力・体力が続く限り山に登っていきたいと考えています。

最近のブログ

  1. 第57話 趣のある製本・和綴じ製本

  2. 第127回 カフェイン断ちのススメ

  3. 第126回 「センスがないので引退式」 

アーカイブ
TOP