先日、市場創造をテーマにした経営報告を聞いてきました。
市場を創造するということ
世の中にないものを事業にすること
顧客のニーズから見出す新たな市場をどう開拓していくか
発展していく企業を考える上では切っても切れないテーマですよね。
基本的に事業とは世の中にあるニーズを充足することや、作り出すことから事業がスタートすると思います。別の意味で顧客創造とも言われますが、今回の話はそこよりもう一歩先の話でした。
あるビジネスを始めるきっかけは、大体お客様のニーズから生まれます。
「こんなこと出来たらいいな。」「こんなことしてほしいな。」「こんなものがあったらいいな。」ですね。
そこから製品やサービスが生まれるわけですが、その時点ではまだ自社と顧客だけです。そこからその製品やサービスが良いとなれば必ず「ライバル」が出てきます。「ライバル」が多く出てくることによって、その市場は信用力を得て、拡大・成長していきます。世の中に認知され、ニーズが叶いやすくなります。ここで世の中に変化が起きるわけですね。より良く、より便利に世の中が一つの発展をします。これが今回のテーマの「市場を創造する」ということでした。
まとめとしては、「市場創造」とは「ライバルを作ること」。
いくつかのビジネスモデルを考え、そこから顧客創造へと繋がる。でもそれはまだ市場は出来ていない。顧客が生まれるとライバルができ、その市場の信用力が上がり、市場が生まれるということです。
でもこれってよく考えると当たり前のことですよね。企業の使命の一つは世の中を良くすること。今より明日が良い社会になること。この社会貢献が企業が存在する意味でもあるわけなので、市場を創造することは企業の使命にも繋がっているような気がしました。そうして現代社会は成長・発展していっていますしね。
医療の発展と同じように考えると基本的な仕組みに非常に納得がいきました。
市場が出来上がる仕組みに面白さを感じ、それ以来市場分析とビジネスモデルをよく考えるようになりました。