足の怪我の不自由さから学んだこと-バリアフリー世界への遠さ-

ここ2週間程私は足首の炎症や手術後の痛みでまともに歩けていない状況なのですが、そういう状況になって改めて気づいたことがあります。

足が悪くなると途端に不便になるのが階段ですね。階段ってほんとに多いんですよね。どこに行くにしても階段が立ちはだかります。

階段は無理して登れなくはないですが、やっぱりエスカレータに乗れないとつらいですし、大きな荷物を持っていた時はエレベータがないと大変不便でした。
電車や百貨店や駅構内などにエレベータは一応設置されていますが、そこまで行くのが遠かったり、どこにあるのか分かりにくかったりと、探しに行くのに結構時間がかかるものです。

電車を降りたらすぐにエレベータの表示を探しますし、どこから階を上がったらいいのか地図を見に行かないと分からないですし、トイレに行くのも結構遠かったりと、普段何気なく利用している空間が、身体が不自由になることで、一変してしまうことを感じました。

これからもまちづくりに関わっていきたいと考える中で、自分自身で感じられたこの経験は大事だなと思いました。
ユニバーサルデザインなバリアフリーの世の中にはまだまだ遠い道のりだと思いますし、これから関わる様々な場面で、自分の感覚だけでなく、別の人の感覚なども考慮出来るように心がけたいと思います。

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