第53話 水に濡れても大丈夫な紙

こんにちは!営業部のKです。「営業マンが語る!印刷物のちょっと深い~話」第53回を始めます。53回目となる当コーナーですが、今回は水に濡れても大丈夫な紙の話をしていきたいと思います。

紙と言えば濡れてしまうと破れてしまったり印刷が滲んでしまったりと、水に弱いものだと思われがちですが、屋外や水回りで使えるように開発された、水に強い紙もあるので紹介していきたいと思います!

ユポ

合成樹脂(ポリプロピレン)などを使用して作られた合成紙で水に強い紙の代表格です。通常の紙とは違い木材パルプを使用していないので耐水性が高く濡れてしまっても強度が落ちたり形状が変わったりすることはほぼありません。
水濡れに強い以外に引っ張っても破れにくい特性もあるので、屋外で使用されるポスターや飲食物に使用されるラベル、野外作業のマニュアル、販促用POPなど幅広い場所で使用されています。
50年以上の歴史がある紙なので色々な用途に使えるバリエーションが豊富で非常に使い勝手のいい紙です。

LIMEX(ライメックス)

ライメックスも合成紙なのですがこちらはユポと違い石灰石を主原料に作られています。
持続可能な社会の実現を目標に開発された紙で、原料に木材を一切使用しないことで森林の保護に貢献し、さらに製造過程で水をほぼ使用しないことで水資源の保護に貢献しています。またリサイクルも可能なのでライメックスを使うことで環境問題への取り組みになります。
紙としての特性はユポと似ていて名刺やショッピングバッグ、飲食店のメニュー表、マスクケースなど屋外屋内ともに幅広く使われています。
ライメックスは2015年頃に開発された紙で新しい素材なのでまだまだ発展途上なのですが、これから色々とバリエーションが増えていくようなので注目していきたいです。

レインガード

レインガードは前に紹介した2種類の合成紙とは違い、天然パルプ100%で作られていて、一見して普通の紙との違いはありません。合成紙のように引っ張っても破れにくいような特性もありませんが、普通の紙の風合いで撥水性の高い紙を使用したい時に最適です。
用途としてはゴルフのスコアカードなど屋外で使用されたり、封筒に使用して中身を雨から守ったり、冷蔵・冷凍する食品に同封する説明書きに使われたりと水に濡れると困る印刷物に幅広く用いられています。
レーザープリンターでの印刷もできるので印刷を行う側としても使い勝手が非常にいいです。

終わりに

紙と言えば水に濡れると破れてしまうというのが常識かもしれませんが、世の中にはそういった弱点を克服している紙もあるというのを知ってもらいたくて今回は3種類の紙を紹介しました。
今回紹介した3種類の紙はもちろん弊社でも取り扱っていますので気になるものがあればお気軽にお問合せ下さい。
それでは次回もお楽しみに!

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