第23話 印刷物に輝きを 高級感のある箔押し加工

こんにちは!営業部のKです。「営業マンが語る!印刷物のちょっと深い~話」第18回を始めます。23回目となる当コーナーですが、今回は高級感を出せる印刷手法「箔押し」についてお話させていただきます。

箔押しとは?

箔押しは金箔や銀箔等の「箔」をプレス機を使用して熱と圧力で紙に転写する印刷手法でホットスタンプと呼ぶことも有ります。第18回で紹介した活版印刷と同様に金属の版を使用して印刷を行います。
箔押し印刷の大きな特徴は通常のオフセット印刷などで表現が難しい金属のメタリックな光沢感を表せるという事です。
そのため印刷によって高級感を出したい時などに箔押しが用いられる事も有ります。

「箔」の種類

箔押しに用いられる「箔」の種類にも様々なものが有るので、いくつか種類を紹介したいと思います。

  • メタリック箔
    箔押しの際に良く用いられるのがメタリック箔です。
    金箔・銀箔・ツヤ消し金箔・ツヤ消し銀箔といった最も一般的に使われる金銀の箔以外にも、赤・青・緑・ピンク・オレンジ・スカイブルー・黒・パールなどなど多くの色で金属の光沢を表現する事が出来ます。
  • 顔料箔
    あまり用いられる事のない顔料箔ですが、メタリック箔のようなキラキラとした光沢感とは少し違う発色になります。クレヨンや絵の具のような風合いになりオフセッ印刷などでも表せない独特な色合いを出せます。
    顔料箔にも種類が有り、赤・緑・青・グレー・イエロー・グレーなど複数の色が有ります。
  • ホログラム箔
    見る角度によって色の見え方が変わるのがホログラム箔です。メタリック箔のような光沢感が有り、角度によって青く見えたり、赤く見えたり、緑に見えたりと光の当たり方によって色々な表情を見せます。
    また、ホログラムの柄の種類も色々とあり、ドット柄や縞模様、ハート柄、星柄、万華鏡など使用する用途に合わせて選べます。

箔押し印刷の使用例

  • 名刺
    名刺全体を箔押し印刷で作成したり、会社ロゴだけを箔押し印刷して社名や氏名はオフセット印刷で作成したりと、コストや会社のイメージに合わせて色々なパターンで作られます。
    名刺に限った加工ではありませんが、凸版と凹版を作成して紙を間に挟み箔押しを行った部分を浮き出させるエンボス(浮き出し)加工が行われる事も多いです。
  • パッケージ
    食料品やアパレル関係、化粧品など様々な分野で箔押し印刷を行った箱が使われています。
    金や銀の箔を使う事で高級感を出したり、顔料箔を使う事でオフセット印刷では表現出来ない風合いを出したりと、中に入れる物によって押す箔を変えて作られます。
    化粧品の箱にはホログラム箔が使われる事が多かったりと、業界によって特徴があったりもします。
  • シール
    シール印刷にも箔押しが使用されることが有ります。
    シールの箔押し印刷もパッケージと同じく高級感を出すために用いられる事が多いです。金や銀の箔以外にも、青や赤、緑など他の色を使用する事も多く、弊社では鮮魚のパッケージに貼るシールとして、魚の色に合わせた色の箔を使ってシールを作成した事も有ります。

終わりに
最後まで読んで頂きありがとうございます。今回は高級感を演出する印刷手法として箔押し印刷を紹介しました。今までオフセット印刷やグラビア印刷、活版印刷など色々な印刷手法を紹介してきましたが使用する印刷方法によってコストに優れる、独特の風合いが出る、高級感を出すことが出来るなど特徴が有ります。まだまだ紹介出来ていない印刷手法があるので今後もどんどんと紹介していきたいと思います。

それでは今回はこのあたりで締めさせて頂こうと思います。
次回もお楽しみに!

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