LIMEXを使った印刷物の取扱いを始めました

皆様お久しぶりです。
最近投稿が滞っておりまして、久々の登場になります(^-^;

さて、当社ホームページでも環境保護のご提案ページで紹介していますが、TBMという会社が開発したLIMEX(ライメックス)という素材を使っての印刷物制作を昨年から始めました。

ライメックスを簡単に説明しますと、石灰石約0.6t〜0.8t、ポリオレフィン樹脂(ポリプロピレンなど)約0.2t~0.4tで作られる素材で、紙やプラスチックの代替製品が作れます。ライメックスの原料である石灰石は埋蔵量も多く、日本でも100%自給自足できる資源です。また世界各地の埋蔵量も豊富で、かつ高効率でリサイクルも可能なため、ほぼ無尽蔵と言っても過言ではありません。

この素材の特徴は、紙をつくる原料に必要な木材パルプを一切使いません。そして、紙の製造で大量に消費する水を削減できます。つまり、木を使わず、水を汚さずにつくることができるのです。今まで使っていた紙製品をライメックス由来の紙代替製品に置き換えることで、地球環境の保護につながります。
まさに今世の中で広がってきているSDGs(持続可能な開発目標)にうってつけの製品なのです(´∀`*;)ゞ

また、紙に比べて耐久性、耐水性がありますので、今まで耐久性を高めるために厚紙を使用したり、耐水性を高めるためにビニール加工(PP貼り)をしたりしていましたが、それをしなくても破損しにくい印刷物が出来上がります。

当社でも昨年から多くのテストを重ねて、取扱い製品を増やしています。平面使用での名刺、チラシ、ポスターはもちろんのこと、現在では、包装紙、パッケージへの使用テストを進めておりますo(^▽^)o
現在ライメックスに一部使用されているポリプロピレンなどのプラスチック成分を、生分解性に変えていく取り組みも始まっております。当社としてもこれからますます進む持続可能な世の中づくりの一助となれるよう推進していきたいと思います。

LIMEX説明 LIMEX説明

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