企業発展の仕組みづくりへ

「なりゆき経営から計画経営へ、そして人を生かす経営へ」

先月になりますが、同友会右京支部の例会で、京都同友会代表理事でもあります、(株)野田屋の野田さんの講演を聞かせていただきました。開会前に席に座ると、テーブルにはなんとまあ非常に分厚い冊子が置いてありました。

野田屋さんの経営指針書です。
経営指針とは「全社が何を(どこを)目指し、また現在どのような状態にあり、したがって何をしなければならないのかを全社員に伝えるものである。」と仰っていました。
私はその分厚い経営指針書をパラパラと読みながら自社用のをイメージしてみたのですが、あまりにもイメージから遠かったので、私は自分の会社の現状を全然分かっていないのだなとショックを受けました。

人の記憶や思いは変わっていくものと思いますので、それを文章化して残すという行為がこの形となるわけですね。
自分の目標を立てたはいいが、どこにも書いてなかったり、見えるところになかったりしたら、いつのまにか忘れてしまったり、あまり意識しなくなったりしてしまうものです。
京都同友会の青年部会には、リーダーシップインアクション(LIA)という事業がありますが、そこで最も重要だとされる事は、目標に数字を入れて文章化する事でした。
自分の意志は外に出さなければ意味がない。信念は思っているだけではだめだ。そんな事を改めて感じました。
経営指針を作成する上で、非常に大きな学びのある例会でした。

来年は1月早々に経営指針発表会があります。
今まで学んできたものをしっかりと活かせるように、さらにもっと煮詰めていきたいと思います。

最後になりますが、今年一年間お世話になった方々皆様に感謝申し上げます。
来年も何卒よろしくお願いいたします。

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