プレゼンテーションの力

近頃、人前で話す機会が非常に増えてきました。元々人前で話すのは苦手ではあるのですが、そんなことも言ってられず、避けては通れない部分なので、良い経験としてやり続けていこうと思っています。

そんななか意識するのは、人前で話す以上は聞いている人が存在していて、時間を費やしてもらっているということを考えます。聞いている人に何を伝えられるか、何を得てもらえるか、意味のある話になっているか、時間の無駄になっていないかなど、言い方一つをとってみても、とても大事なことだと思います。

理想とするのは、聞いている人の心を動かすこと。
喜ぶ。笑う。泣く。怒る。理解する。良かったと思う。ワクワクする。びっくりする。
気持ちが動いたり、心が動く時に、人は一番意味のある時間を過ごしたと感じるのだと思います。
感じるということは、動くということ。それが感動するということ。

その為には、話す内容はもちろんのこと、話し方がとても重要であると考えています。
私自身どちらかというと、内容よりも大事ではないかと思ったりもします。
パフォーマンスと言われればそうなのですが、始めから人の心を動かすことは非常に難しいですし、まずは心を開いてもらい、前向きな姿勢になってもらわなければ、どれほど良い内容でも伝わりにくいかと思います。

いわゆる話の始めの「つかみ」というものであったり、「オチ」であるところですね。こういうのにとても参考になるのが、芸人さんの話し方です。人を笑わせるということに対して、非常に考えられたストーリーを感じることができます。
私自身もどうせいるなら楽しい時間を共有したいので、そういう方々からどんどん学んでいきたいと思います。

そしてそれは一人の方とお話しする時でも通じるものがあって、自分の第一印象、第二印象、そしてその後の自分というものをどう感じてもらいたいのかを表現していかなければなりません。
自分を表現する「プレゼンテーション」。
コミュニケーションの一つとして、非常に奥が深いものだと実感します。
毎回意識するのも難しいかもしれませんが、できるだけ一緒にいる人や出会った人と楽しく時間を過ごせる人格形成を育てていきたいと思います。

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