先日、京都JCの5月例会で卒業生の人見康裕氏の講演を聞きました。前にも何度か聞いた事はありましたが、今回も大変面白いお話でした。
「感性」とは何か・・・。
まずは「感性」を高める要素をテーブルのメンバーと話し合いました。アンテナや感じる力などの意見が出ました。
「感性」を高める要素
①無知であること
何も知らないということは常に新しい発見や驚きがあるという事。
②知識
知識を蓄えて溢れた余剰がイノベーションを生む。
③目的
目的がないと今の立ち位置が分からず、向上も変革もない。
④行動
行動を変えると、習慣が変わり、人格が変わる。
講演の進め方で面白かったのは、先にグループで話し合ってから話を聞くという事。こうする事で自分なりに考えてから聞けるのでとても分かりやすくなりました。
そして・・・「感性」を鈍らせるもの。
「所与」感=「当たり前」と感じる事
やっぱり全く驚きがなければ感動もしないし、感じるものもないですよね。
心に残る経験が人格を作る。
今の時代の経営者は非常に難しいので、
本をたくさん読み、感性を高め、知識を溢れさせイノベーションを起こす事が必要。
そして講師人見氏の好きな言葉でもあり、理事長時代のテーマでもありました、
「感即動」
本当に素晴らしい言葉です。
「感じたらすぐに動く事」という意味でなく、
・「感じる事、すなわち、動く事」、
・「感じる事(感じさせる事)が行動につながる」
・「感じ方を変えると行動が変わる」
という部分が私もとても好きな言葉です。
この講演を聞いて、やたらと本を意識し、読む冊数を増やしたのは言うまでもありません。漫画は本の数に入れていいのでしょうか。ダメですよね・・・やっぱり・・・(;一_一)