愛国心と教育の大切さ

先日京都青年会議所の例会が開催され、講演者に故東條英機(第40代総理大臣)のご令孫である東條由布子氏をお招きいたしました。テーマとしては「家族の絆」と「素晴らしい日本を語り継ぐ」といったものでした。
「教育勅語」に触れられながらご自身の辛い体験談や、思い出話を交えてご講演いただいたのですが、私にとっては色々と衝撃的な事実を知る機会になりました。

私の年代では、戦争というものはしてはいけないことや、A級戦犯が悪いという教育は受けましたが、その理由や外国との関わりや当時の日本に関しては全く知らない事だらけでした。恥ずかしながら・・・「教育勅語」なるものも知らなかったわけですね。

太平洋戦争(大東亜戦争)の事は日本が反省の歴史として、目を背けていたのかもしれません。思い返すと小学生の頃に近代日本史は本当に最後の流しでしかなかったように思います。戦国時代や明治維新など、日本の歴史はとても好きなのに、一番近い歴史だけ知らないというのは、とても悲しいことですね。
それまではあまり感じていなかったのですが、やはり自分の祖先が愛し育んできた日本という事を考えてみれば、日本人が日本をひいきにする感覚はとても大切なものだと思いました。

愛国心があまりなかった私ですが、こうした京都JCの例会でとても熱いものをもらえた気がします。例会終了後は、懇親会で講師の東條由布子さんと食事をしながら色々とお話しを聞くことができました。何も知らない自分が恥ずかしいと思う以上に、新たな情報がすっと自分の中に入ってきました。それほどこれまで受けてきたものは一方通行の情報だったのかもしれませんね。何が大事で何が偏見なのか、教育を受けるということは自分に対して恐ろしいほど影響があるのだと思いました。

改めて情報の受け取り方や偏見の怖さを感じますね。学生の時に受ける教育はメディアの情報以上に一方通行に受け取る事が多く、それが正しいと思って覚えていくので、より強く自分の価値観に影響します。教育者が子供に教える事はもちろんのことですが、親が子供に教える教育に関しても、ただの価値観の押し付けにならないよう、色々な角度から考える大切さと本質の意味も伝えていきたいものですね。

東日本大震災以来、「素晴らしい日本」「日本の絆」「愛国心」などの言葉が本当に多く掲げられています。でも私は真実の歴史もしっかりと知った上で、本当に素晴らしい日本というものを自分の中に落とし込みたいと感じた次第です。
というわけで、いろいろな角度からの真実の歴史を知るため、東条先生おすすめの本を紹介していただきましたので、私も読んでみようと思います。

・「世界が愛した日本」井澤元彦
・エルトゥール号事件トルコ
・大和心とポーランド
・「世界が語る大東亜戦争と東京裁判」ハート出版吉本貞昭
 日本人が自身と誇りを持てる本
・「世界が裁く東京裁判」
・「東条英機一切語ることなかれ」

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