同友会青年部会の近畿圏青年部合同例会2011in兵庫

先日、同友会青年部会の近畿の2府4県が集まる、近畿圏合同例会が行われました。講演されたのは、情熱ダイニング株式会社の創業者、池原晃喜氏です。

山あり谷ありの経営体験報告は、とてもドラマチックで、感動に値するものでした。
演出も非常に良かったですし、上手くいっている時の調子に乗っていた自分の話や、その奢りから社員全員が辞めてしまう会社運営の危機的状況もあったようです。上手くいくように仕組み作りに四苦八苦しながら、逆境から学びとった姿勢を活かしきっている池原氏の行動は、ここにきてある1つの完成形が出来ているように感じました。

「感謝の気持ちは形にする事。」「一生付き合っていく覚悟で人に接する事。」「スタッフ1人1人の感動できる場を考える事。」
こういった人を大事にする気持ちが、スタッフやお客様に伝わり、会社全体の気持ちになるのだと思いました。

また、自分の会社でもそういう全体で共有する雰囲気を作り、会社=仲間と感じられるような会社を目指したいと思います。

なるほど!と思ったのは、社員さんの責任感を育む為に、自分(社長)不在期間を作るという事でした。その為、不在でいられるよう、前々から準備し、社員さんに意識してもらっていると聞いた時、これは面白いと思いました。任し、任される。それだけ信頼しあえる仲間になっているのは企業として強固だと思いますし、何よりその話をしている時を想像すると、とても楽しそうな雰囲気を感じました。

最後の演出では、ある感動の場面の映像を流しながらのエンディングとなりました。これにはもう参りました(~_~;) その後はグループ討論や懇親会があり、同じテーブルの方々との交流を楽しみました。

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