「心をゆたかに生きる」

少し前に京都青年会議所の例会で、南蔵院第二十三世住職の林覚乗氏の講演を聞きました。
テーマは「心をゆたかに生きる」というもので、ご自身の体験談から展開される内容は、非常に面白いものでした。 「心をゆたかに」という言葉はとても心地よい響きで、おぼろげに自分もそんな境地でいたいと思い、聞いていました。

まず始めに、サービスの精神の一番大事な事は、自分が幸せになる事と言われました。本当にその通りだと思います。自分が幸せを感じていないのに、他人に向けて行動をするには無理があると思います。ただ、幸せを感じるというものも、何によってかは自分次第になりますので、サービスをする事が自分の幸せだと分かっていれば、順番は変わってきますので、結局どちらが先かは人によるのかもしれませんね。

そして、人間関係についても、人間関係をゆたかにするマニュアルはないとの事です。一見ありそうで、よく考えてみると、コミュニケーション方法という名前でマニュアル化されているものもありますが、ゆたかと言われるとまた違う見解なのかもしれません。最終的にどう感じるかの部分には方法なんてものはなさそうです。

また、「経営者の高い質とは」という話もありました。それは、経営をするのに、利益を考える時はありますが、得をする為に何をするかではなく、何をしてあげたいからどうするかを考え抜いて行った結果、利益が生まれるものであるという事でした。 物事を考えるときに本質は何か、そして別の視点から見れているかは私もよく意識する事ではありますが、今回の講演はそんな方向感覚が盛りだくさんのお話しでしたので、改めて、心のゆたかさを感じてみたいと思います(^O^)/

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