6月12日(日)に京都市武道センターで京都青年会議所開催のわんぱく相撲京都大会のお手伝いに行ってきました。300人を超える子ども達が京都府内各所から参加していたようです。その人数にもびっくりしましたが、何より子ども達の真剣さがとても印象的でした。
相撲という競技は非常に単純で、勝つも負けるも一瞬の時があれば、長い間取っ組みあって、じーっとしている時もあります。その1試合1試合のために、みんなそれぞれの想いを持っていることを考えると、負けた子を見る度、もう1試合させてあげたいと思ってしまいました(^_^;)
最短で2秒ぐらいでしょうか。こんな短い試合というのは相撲以外のスポーツではあまり見かけないように思います。その一瞬の輝きのため、または勝った後の高揚のため、遠くから参加しに来て、猛練習をして来た人もいるわけですよね。
また、応援に来られている保護者や先輩達の気合の入った声。同じ学校の友達を必死で応援する子もいました。そんな姿を見ると、とても凝縮された時間を過ごしているような感じを受けました。
時間を凝縮する・・・よくよく考えてみると、私もそうですが、時間を長く薄くしてしまう時がよくあるなと思いました。凝縮できる時間を長くするということ、それはすなわち時間を無駄に使っているということなのかもしれません。
時間とは命であるという話を聞いたことがあります。確かにその通りで、永遠に生きない限り、時とともに命は削れていっています。誰もが命を削って過ごしていることを絶対に忘れてはいけないことだと思いました。
とまあ相撲からこんな切り口になってしまいましたが、写真を撮りながら負けん気を燃やしてしまった私は、時間を有効に使うにはどう生きたら良いのかを考える機会となりました。