先日京都洛東ロータリーの例会で、株式会社堀場製作所最高顧問 堀場雅夫氏の講演を聞いてきました。
「おもしろ おかしく」のテーマ通り、随所に出されるおもしろいお話はとても集中して耳を傾けることが出来ました。会社の成り立ちや成長過程をお聞きしていた中で、私が一番興味を引いたのは、「やりがい」の部分でした。
「やりがい」というのは社員のやる気のことで、経営者は社員のやる気を出して、上げていかなければならない。それは当たり前の使命である。その人がおもしろいと思うことを与えるのではなく、おもしろくするにはどうしたら良いかを考えてもらわなければならない。自分自身もそうするべきである。それができない経営者は経営者ではない。という感じの・・・まあ私の主観も結構入っていますが、そんな部分におもしろさを感じました。
結局のところ、おもしろかったら笑うというより、笑っていたらおもしろくなる。みたいなことだと思います。私はよく宴会とかでみんなで話している時よく笑うのですが、笑いだすと楽しさも倍増していき、笑いっぱなしになって、おっともうこんな時間になってしまったということがよくあります。 どんな時でも自分が楽しくなるにはどうしたら良いかで行動することは、非常に重要な部分だと思います。
私の好きな言葉で、明治維新志士の高杉晋作の辞世の句の一部に「おもしろきこともなき世をおもしろく」という言葉があり、おもしろくない世の中でもおもしろく生きようという意味のようですが、いつの時代でもその気概があるのだなぁと思うとわくわくしてきますね。
「おもしろいよりもおもしろく」
ちなみに社員にやりがいを感じてもらうこととして、自分の仕事が世の中にとってどんな影響を与えているかを感じさせてあげないといけない。それが経営者だ。という部分は何とかこれから実践していけたらと思います。