第54話 印刷物作成にあたって大事な工程、「製版」について

こんにちは!新人営業マンのYです!「営業マンが語る!印刷物のちょっと深い~話」第54回を始めていこうと思います。「はたしていつまで新人と言い続けるのか。それは同期が言わなくなるまでです!笑」と第52回に同期の営業のUからコメントがあったので、あえて言いましょう…新人と!同期が言わなくなるまで。

そんなことはさておき、今回は印刷物作成の工程の中のひとつである、「製版」という工程について焦点を当てて話していこうと思います。最後まで読んでいただけると幸いです。

印刷物の美しさや効果は、製版にかかっています。製版は、印刷プロセスにおいてキーとなるステップの一つであり、高品質な印刷物を生み出すために欠かせない工程です。

1. 製版とは?

製版は、印刷に使用される版を作成するプロセスです。この版は、実際に印刷機に取り付けられ、印刷の準備が整ったところで印刷が開始されます。製版はデザインやテキストを印刷可能な形に変換し、最終的な印刷物のクオリティに大きく影響を与えます。

2. プリプレス工程

製版の最初のステップは、プリプレス工程です。デザインや文章はコンピュータで作成され、その後、印刷可能な形に変換されます。この段階で、色や配置が調整され、製版に適した形に仕上げられます。

3. CTP技術の導入

昔ながらのアナログな製版方法から、近年ではCTP(Computer-to-Plate)技術が主流となっています。CTPでは、デジタルデータが直接版に転写されます。これにより、高精細かつ迅速な製版が可能になりました。

4. 画像処理と露光

CTPシステムにおいて、デジタルデータは版に転写され、画像処理が行われます。この段階で、デザインや文字が版に正確に反映され、高解像度の画像が生成されます。次に、露光が行われ、版の感光層にデザインが定着します。

5. 現像と製版完成

露光された版は現像され、不要な部分が取り除かれます。残された部分が印刷に適した凹凸を持つ版となり、これで製版完成です。この版を印刷機に取り付け、印刷の準備が整います。

6. 製版の重要性

製版は印刷物の品質や効果に直結します。正確で高精細な製版が行われれば、印刷物もその分、クリアで美しい仕上がりになります。逆に、製版の誤差があれば、印刷物にもその影響が及びます。

印刷物の製版は、技術の進歩とデジタル化により、ますます効率的かつ高品質なものとなっています。製版のプロセスを理解することで、我々が手にする印刷物の裏に潜む努力や技術を知っていただけると嬉しい限りです。

今回は製版についてお話させていただきましたが、逆に製版を不要とするオンデマンド印刷という印刷方法も存在します。製版が不要なので小ロット対応などに適しており、版代が掛からないので作成数が少ない時にコストを抑えることが可能です。当社ではどちらの印刷方法も対応させていただいているので、印刷物にお困りの際は気軽にご相談いただければ幸いです。

と当社の宣伝をさせていただいたところで今回は終わりとさせていただきます。次回の「営業マンが語る!印刷物のちょっと深い~話」もお楽しみに!!

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