第4話 封筒の種類やサイズ、印刷について

こんにちは、そしてはじめまして。

今年の4月に入社しました新入社員のYです。
皆さんお待ちかね「営業マンが語る!印刷物のちょっと深い~話」第4回を始めていこうかと思います。文章にまとめる事が下手な私ですが、全力投球で伝えていくのでお付き合いくださいませ。

私はこの会社に入社するまでは飲食業界で働いており、印刷業界に全く触れたことは無く、入社してから知って驚いたことや今まで全く触れることのなかった気付きなどをお話していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

今回は「封筒」についてお話しさせていただきます!
誰しも一度は封筒を手にしたことはあるのではないでしょうか?まずは簡単に封筒の種類から紹介したいと思います。封筒は形状によって種類が違います。封筒は縦横の長さによって大きく3種類に分類されます。

1.封筒の種類

「長形(なががた)」

角形封筒

長形は縦の長さが横に比べて長く2倍近くある形の封筒。長3封筒が一般的で郵便物でよく見かけますね。

「角形(かくがた)」

洋形封筒

角型は長形よりも横の比率が大きい形状の封筒。角2封筒がA4書類用に用いられビジネスシーンなどでもよく使われます。

「洋形(ようがた)」

長形封筒

洋形は横型で封筒の長いほうに封入口がある封筒。封入口が大きく開け易い且つデザインが良く招待状などに使われることが多いです。

私は印刷業界で働くまでは封筒について考えたことがほとんどありませんでした。働いてから実際に種類・寸法・仕様などを考える機会が増え、上記の3種の中でも透明の窓から中身が見える窓付き封筒など書き出すときりがないですが、細かい仕様ごとに考えるとたくさんの種類の封筒があるんだなぁと感じました。

2.封筒のサイズ

封筒には定められた寸法ごとに名称があり、各種類の決まった大きさごとに名称があります。

先ほど封筒の種類で一般的によく使われると紹介した長3封筒、こちらは長形3号という名称で幅120×天地+頭235(mm)、角2封筒は角2号、240×332(mm)といったように決められた寸法ごとに名称が定められています。

3.封筒印刷

印刷方式は大きく分ければオフセット印刷、凸版印刷、凹版印刷、孔版印刷、オンデマンド印刷などに分類されるのですが、封筒印刷の場合オフセット印刷と凸版印刷のいずれかを選ぶことが多く、特にオフセット印刷の方が多いです。また、最近ではオンデマンド印刷も増えてきています。

その理由として凸印刷は樹脂版と呼ばれるもので印刷版を作り、ハンコのように押していく要領で印刷します。この場合*網掛けや*グラデーション、ベタ塗りといった表現が難しく、仕上がりのクオリティーはあまり良くないからです。凸版印刷はクオリティーにこだわらず文字だけの内容の場合にはオフセット印刷に比べて安く印刷できるというメリットがあります。

印刷全てに言えることですが、印刷業界の営業マンとして、お客様の希望次第で印刷方法を考え、質を高める、コストを下げるなど、お客様一人ひとりに合った紙・印刷方法を見つけ出し、お困りごとを解決していきます。

4.封筒印刷はちょっと難しい!?

封筒印刷では仕上がりの質や印刷範囲などについて、他の印刷物に比べて再現の限界があります。例えば一般的なチラシなどの印刷の場合、紙に面付けをして印刷し、用紙を断裁して仕上がりサイズにします。断裁加工を行うので左右上下の余白無しの印刷が可能で、ムラなくきれいに印刷ができます。封筒印刷の場合には、封筒を1枚1枚機械に通して印刷していきます。袋状になっているということは、紙の貼り合せの部分など、2枚合わさっている箇所等がありますので用紙が完全に平らな状態ではなく、凸凹している状態で印刷機を通ることになります。広い範囲にベタ印刷などをすれば、この用紙の段差によって多少の色ムラなどが出るのは避けられません。封筒の端まで印刷しようとすれば、封筒の裏面の部分にまでインクの汚れが付着してしまうということもあります。また、封筒は底の部分10mmほど印刷できません。その理由として、封筒の底は機械に通す際に機械で掴む部分になり、この部分に印刷することはできません。このように封筒印刷には印刷範囲や色の表現の難しさがあります。

*網掛け:文字や画像の背景に均一なパターンによる網目を加えること

*グラデーション:濃度をなめらかに変化させる色指定

お話しさせてもらったのは、封筒についてごく一部ではありましたがいかがでしたか?

普段よく目にする封筒も様々な仕様・印刷方法などがあり、知れば知るほど印刷って深い(^^)

少しでも印刷に興味をお持ちいただければ嬉しいです。印刷の知識のある方にとって深いお話ができたか?と言われるとまだまだですが、温かい目で見ていただけると幸いです(^_^????

次回はまた別の営業マンがちょっと深い~話、いや、すごく深い~話するので是非ともご覧ください!またの更新お楽しみに☆彡

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