どーも!新入社員のTです。入社3ヶ月目で、先輩のSさんと同行させてもらって毎日勉強させてもらっています。
初めまして!Tの教育係のSです。入社4年目。まだまだ勉強不足の35歳「独身!」です。今後とも末永くお付き合い下さい。
さっそくですが、僕は京富士印刷に入社するまで印刷は、プリンターだけでほとんど印刷物ができると思っていました。
実際は簡単に作れるもんじゃないんですね。
Sさんはどうでしたか?
そうだなあ、俺も「プリンターのような機械」で印刷するんだろうな、という認識だったなあ。
でも、いざ自分が印刷屋という仕事をするようになっての感想だけど、チラシ一つとっても結構手間がかかるんだよ。
そうっすね。なので、これから印刷物ができるまでの基本工程を話していきたいと思います。
まずは、チラシを使って説明してみたいと思います。 じゃあSさんお願いします!
自分で説明するのじゃねーのかよ!(笑) まずは注文を受けてお客様と打ち合わせをします。その内容は
・紙の種類や大きさ、厚さなど ・デザインについて(片面、両面、モノクロ、カラーなど) ・出稿形態(お客様がデザインされたものをデータで頂けるのか?お客様の考えを元にデザイナーがデザインするのか?など) ・加工について(二つ折りや三つ折り、ミシン加工を入れるなど) ・納期や予算 などなど。
あっ!香川真司と同い年のTです!なるほど。では打ち合わせしてから、どのような流れで印刷物を作っていくんでしょうか?
年齢は別に興味ないですから…。 納期が決まれば、その日に合わせて進めていきます。
この時デザインからというお話ですと、お客様のイメージからデザインを作成して校正などの打ち合わせを重ねます。 このような場合時間に余裕があったほうが望ましいです。デザインが決まるといよいよ、印刷の準備に入ります。
ここで問題!今回このチラシを印刷するのに必要な物はなんでしょう?ちなみに「印刷機やインク」という答えは却下だ!
冷たい…(笑)う~ん、じゃあ「印刷する人」ですかね?…嘘です。 「版」と「紙」ですかね?
「大阪城を作ったのは誰?」という問いに「大工さん!」って答えるタイプやね…。まあ、正解なんだけど…。
印刷するには、紙と版が必要になる。版に関しては「PS版、ピンクマスター、紙版」等色々あるのだが、それはまた別の機会で。 デザインしたデータを元に作成した「版と紙」を印刷機にかけることによって印刷物ができあがる。 印刷する紙は通常、仕上がりのサイズよりも大きいものを使うので、最後に仕上がりサイズに断裁することが必要だね。
わかりました。 なぜ仕上がりサイズよりも大きいものを使うんでしょうか?
あっ…、え~と……、あのー……、 ……………………………………………、 ……………………………………………、
それはまた次の機会に説明しようじゃないか(苦笑)。 あ、俺急用思い出したわ…。
ちょっとSさんどこ行くんっすか~