第109回 他者の価値観を容認するということ

森羅万象、ありとあらゆるものに「価値観」が発生します。

小さなコミュニティだけで通用する価値観、民族単位での価値観、ある宗教だけの価値観。

マスコミに誘導された価値観、インターネットだけで通用する価値観。

容認できる程度の価値観、命をかけても容認できない価値観。などなど

誰かが「宝」のように思っているものでも、ある人にとっては「ゴミ」と感じるのが価値観の本質でしょう。

他人の価値観に接して、「気持ち悪い」「信じられない」「間違っている」「価値観を疑う(ストレート)」─私もそう感じることが多くあります。

他人の価値観に接したときの対応は人それぞれだとは思いますが…

●他人の価値観に無関心な人。これはうらやましいですね。最強です。

●他人の価値観を一切拒否する人。これも最強です。

●他人の価値観を容認しようとする人。これは忍耐と努力とあきらめが必要で、茨の道です。こじらせれば精神を病む可能性もあります。お大事に。

最近の傾向としては「それはゴミだ」と、はっきり伝えてしまう人が多いように感じます。

「価値観の違い」による他者とのいさかいは、規模が違えば「戦争」にもなります。

解決策はありません。

出来ることと言えば、他者との会話の中で相手の「価値観」を探り出し想像し、それに少しあわせるか、受け流すかくらいでしょうか?

トラブルの種は身近にあります。お気を付けください。

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