昨日弊社で行う月1回の朝の全体会議がありました。
今までは私か社長が経営状況を報告したり、全体としての方向性を伝えたり、社員の皆さんに問題提起をしてもらったり、改善案を聞いてまわったりしていました。
私が議長をしていると、なかなか積極的な意見が出にくく、一方的に話してしまってるなぁと感じていたので、今回から私が所属する同友会で何度も経験してきた、活性と学びに効果のある、グループ討論形式を取り入れてみました。
6人程のグループに分け、その中の一人をグループ長に任命し、進行してもらいました。
テーマは「楽しい会社とは」と「どうやって作るか」です。
全員で話し合いをするより、小グループに分けた方が、皆さんわりと積極的に話が出たように思います。
最後はグループごとにどういう話になったかを発表してもらい、各々が考える価値観を少しでも共有出来たと思いました。
同友会流のグループ討論では、結論を出すのではなく、考え方の違いから価値観を共有したり、意見の違うものをまとめる力をつけたり、自分と違う捉え方を学んだりと、様々な角度から学ぶことができます。
人が集まり、話しをするというのは、日常的に行われていて簡単なようですが、実は非常に奥が深いものだと思います。私は生来人見知りで、考えながらコミュニケーションをとるほうなので、こういったことは大変興味深いです。
よく話す人、目立つ人、面白い人、おとなしい人、よく聞く人、空気を読まない人、よく笑う人、すぐ怒る人・・・人の個性を言い出すときりがないですね。日常ではそんな個性的な人達とコミュニケーションをとらないといけないのですから、まだまだ成長し続けないといけないですね。
少し前に同友会でも、このグループ討論を上手く活用するための、グループ長研修というものを開催しました。人が集まり話をする場をどのように作るか、また何を意識すべきか、どうなってほしいのかなどを学びました。
せっかく集まるのですから皆にとって有意義な時間にしたいですよね。
私は、自分と一緒にいると楽しいと思ってもらえる人間になりたいと思います。
話が逸れましたが、今年の全体会議はこの形式を続けていこうと思います。
少しでも皆が活き活きと前向きな発言ができる会議と、そこから生まれる楽しい会社にしたいと思います。