RICOHの展示会に行ってきました。そこで今回は印刷機について書きたいと思います。
印刷機には様々な種類があります。普段印刷物を見ても、あまり意識はされないと思いますが、実は印刷機によっても得意不得意がありますので、物や大きさによっても、違う機械や印刷方法を使用していたりします。
印刷方法の種類でも、オフセット印刷、デジタル印刷、グラビア印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷などがあり、それぞれの印刷方法に対して対応する印刷機の種類があったりします。 1枚1枚の平紙に印刷する枚葉機。ロール状になっている巻取り紙に連続で印刷していく輪転機。それぞれ印刷できるサイズがあり、全判機、半才機などに分かれます。一般的に大きな機械ほど綺麗に印刷できると言われてますが、その分大きな版が必要でコストもかかりますし、最近ではその差も近づいているようです。
また、色数によって、単色機、2色機、両面印刷機、4色機、5色機、8色機などがあります。印刷するインクの種類もいくつかあり、オフセットで使用される大豆油やベジタブルインク、UVインク、デジタル印刷のトナーインク、凸版フレキソ印刷の水性インクなどがあります。
その他にも、印刷後に表面加工のPP貼り機が付いていたり、折りや製本までしてしまう機械もあります。中には取っ手付きの袋状にしてしまう機械もあります。
時代時代に需要を考え開発され、様々な特徴を備えた機械があるのですね。全ての機械を見たことはないですが、機械の動きを見ることが好きな私としては、一心不乱に動き続ける機械を想像しながら出来上がる印刷物に感動しています。情報化社会にあっても、最終的に生産する機械は、まだまだ役割を担い続けることでしょう。機械を開発される方に感謝ですね。