第69話 アクアフィック印刷(水透かし印刷)

どうも営業部の新人のYです!「営業マンが語る!印刷物のちょっと深い~話」第69回を始めていこうと思います。今回も最後まで読んでいただければ大変うれしく思います。

今回は様々な印刷技術がある中のひとつとしてアクアフィック印刷(水透かし印刷)についてお話していこうと思います。

アクアフィック印刷とは何か?

アクアフィック印刷(水透かし印刷や水出し印刷とも呼ばれる場合があります)は、印刷した用紙を水に浸すことにより元々見えなかった文字や絵柄などが浮かび上がるという印刷技術のことです。
よく使用される例として挙げると神社のおみくじがあります。

当社がある京都の有名な神社でいうと、貴船神社や下鴨神社でも水に浸すと文字が浮かび上がるおみくじを楽しむことができます。貴船神社は「水占みくじ」、下鴨神社では「水みくじ」という名称でアクアフィック印刷によって印刷したおみくじがあり、参拝客に大人気です。水に浸すまではおみくじの内容が全く書いていない用紙ですが、水に浸すと文字が浮かび上がり結果を知ることができるという不思議なおみくじです。

なぜこんなことができるのか仕組みについて説明していこうと思います。

アクアフィック印刷の仕組み

見えない文字が水に浸すと浮かびあがる秘密は紙ではなく、印刷する際のインキにあります。アクアフィック印刷では専用に調合された特殊インキを使用することで水に触れるまでは視覚的に見えず、水に触れるとインキが水と反応を起こし、デザインが浮かび上がるという仕組みになっています。特徴として水に反応して浮かび上がり、用紙が乾くとデザインも見えなくなります。

使用用途は神社仏閣のおみくじを始めとして、コースター、宝探しカード、パーティグッズなど、さまざまな用途で使用されています。サプライズグッズとして是非ご検討いかがでしょうか。

京富士印刷ではこのような特殊な印刷技術で+αの付加価値をご提案いたします(^^)

今回はこのへんで終わりとさせていただきます。次回の「営業マンが語る!印刷物のちょっと深い~話」も読んでいただけますと嬉しい限りです!

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