初回なので、まずは私が入社したての時に上司に教えていただいた事を書こうと思います。
一口に印刷と言いましても、本当に様々な形態があります。このサイトでもご紹介しているとおり、名刺、ハガキ、封筒、チラシ、カタログ、本、伝票、お菓子の包装類(箱・フィルム・袋)、さらには看板、箔押し等、紙以外も印刷物の一つです。最近では電子文書と呼ばれるものや、ホームページという広告媒体も多くなってきました。大概はそれなりに専門の企業があるようなのですが、私の入社したこの会社は、とりあえずできるものは何でもやっていこうという姿勢でしたので、取り扱ってきた印刷物を覚える事が、印刷物全てにつながる感じでした。
私は今まで印刷物とは一枚の紙に印刷されているものだけしかイメージにありませんでした。まずこの種類の多さにびっくりし、これは大変だと思い、一つずつどういう流れで印刷物が出来上がるかを、上司に聞きながら、覚えていきました。
まずどんな紙に印刷するのか、はたまた紙以外のものに印刷するのか、どんな色を何色使うのか、どういう加工を行うのか等、覚えることやノウハウは非常に多くの種類がありました。確かに印刷物の歴史というものは、人の文化と共に発展してきて、人の歴史と同じ時代過ごしてきたわけですから、そんな単純なものではないと思います。そして、そういう知識や経験が身に付いていく事がおもしろいと思うのに、それほど時間はかかりませんでした。コンピュータの勉強をしていた時もおもしろかったのですが、印刷もそれに負けずに奥が深いものだと思いました。
これからの時代、印刷物はなくなる事はないと思いますが、確実に電子媒体が増えていくと思いますので、どちらも学んで、全てに挑戦する会社の方針を引き継いでいきたいと思います。
これから印刷会社営業マンとして、末永くよろしくお願いします。