第3回 色上質紙の話をしますが何か…

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Tさん

Sさん。実は今度お客様に使っていただく、当社の社名入りメモ帳を作ることになりました~(^_^)v

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Sさん

ほう、社名入りのメモ帳か…

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Tさん

ええ。リーフレットも作っていて、一緒にメモ帳もお渡ししてるんですよ!

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Tさん

メモってよし!配ってよし!破ってよし!の何でもありのメモ帳なんで、ご自由に使っていただければと思って(^^)

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Sさん

何!そうなのか?
俺はまだ何も聞いてないぞ!

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Tさん

それには当社に余っている「色上質紙」を使っているんですよ~。

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Sさん

お~。ところでTくん。
どうして色上質紙がこんなに余ってしまうか理由はわかるかい?

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Tさん

え~っと。基本的にロス紙を含めて印刷に使用する分だけあればいいですからね…。
では、そのあたり解説をお願いします!

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Sさん

では説明しよう。
色上質紙や特殊紙は1枚ごとの単価が設定されている。1枚○○円といった感じに。
ところが、使う紙によってはその設定が複雑になっているわけだ。
ある紙を例に説明していこうじゃないか。

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Sさん

1包み200枚入り
1~49枚 → @140円
50枚~1包み(200枚)未満 → @117円
1包み(200枚)以上 → @62円
ま、このような紙があったとして、170枚発注するとする。

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Tさん

170枚ですから、1枚が「50枚~1包み未満」で単価117円ですね。ということは@117円×170枚=19,890円ですね。

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Sさん

その通り!
では緑のTさん何番?

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Tさん

…何ですかそれは(-“-)?

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Sさん

アタッ○25じゃないか!

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Tさん

…そうっすか(-_-;)

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Sさん

まあ、正解なんだけれど、この紙をもっと安く仕入れる方法はないもんかね?

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Tさん

安くですか…。
う~ん、でも紙自体の単価は決まってるんですよね?

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Sさん

そこで大事な大事なアタックチャ~ンス!

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Tさん

いや、だからアタッ○25はもういいんで
教えて下さい(-“-)!

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Sさん

ここで注目するのは「1包み以上の単価」。この場合だと単価62円だよね。
「50枚~1包み」の単価の約半分…。

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Tさん

なるほど!わかりました!
「1包み以上」の単価で200枚買えばいいんですよね。

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Sさん

正解!今回の場合「1包み以上」で
200枚仕入れると、
1包み以上@62円×200枚=12,400円
170枚仕入れるより、7,400円も安く仕入れることができるわけだ!

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Tさん

面白いですね!170枚買うよりも200枚買った方が安いなんて。
でも、なんでこんなことになるんですか?

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Sさん

一言で言えば「紙屋さんの都合」。それでは説明にならないので説明すると、紙屋さんも当然売るために紙を仕入れるわけだ。
例えばその紙屋さんが200枚仕入れたとしよう。
だが、その紙が30枚しか売れなかったら残った170枚を保管しなければならない。

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Sさん

そんなことが何種類もの紙で起きたらどうなるか…。

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Tさん

保管場所に困りますね…。

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Sさん

紙にとっても長期保管はあまり好ましくない。だったら一定枚数で単価を下げるからまとめて買ってくださいということね。

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Tさん

なるほど!
よくわかりました。

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Sさん

紙を買う時は「大胆かつ慎重に…」。
パネルの取り方といっしょだよ。

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Tさん

そうっすか…(-_-;)

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Sさん

まあ、また機会があれば紙屋さんに聞いとこう。

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Tさん

はい!
お願いします!
またメモ帳の方もお配りするかもしれないので、その時は、みなさんご自由に使って下さいね。よろしくお願いしますm(_ _)m

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