第64話 年賀状の今と昔

営業部の「O」です。
今年も残すところ1カ月となりました。
処で、みなさんは年賀状を出されていますか。

郵政省によりますと2025年用の年賀状発行数は10億7千枚と発表されています。この数字は、昨年の14億4千枚より3億7千枚、率にして25%減少することになります。減少率は、比較できる2004年用以降最も大きくなっているとのことです。2004年用の発行数44億枚をピークに減少傾向が続いています。
原因は色々とありますが、ひとつは電子メールの普及と今年の10月に、はがき代が63円から85円に値上げされたことによる需給の落ち込みを見込んだものと考えられます。

さて、年賀状はいつから、どのようにして始まったのでしょうか。

日本につきましては、郵便の仕組みが始まったのは1871年(明治4年)4月20日です。1873年(明治6年)12月に郵便はがきが発行されています。この時期は、専用の年賀はがきは販売されておらず、普通はがきを使用されていました。

明治時代の約30年間は正月を迎えてから年賀状を書いていたとの事です。

1900年(明治33年)10月1日からは、私製はがきの使用が認められ翌年からは、絵はがきなどの私製の年賀はがきも人気になりました。
1905年(明治38年)12月からは、全国すべての郵便局で年賀はがきを元旦に配達する「年賀郵便物特別取り扱い」が始まります。
1949年(昭和24年)12月1日には、日本で初めてのお年玉くじ付き年賀はがきが発行されます。景品は特等・高級ミシン機、1等・純毛洋服生地でした。

今回は年賀状について取り上げさせていただきました。弊社は、毎年11月初めから年賀状のカタログを御用意させていただいております。ご希望の方は、お渡しさせていただきますのでご連絡をお待ちしております。

最近のブログ

  1. 第64話 年賀状の今と昔

  2. 第63話 サステナブルな印刷の最前線

  3. 第131回 ここ近年行った観光地 私の癒しとパワースポット

アーカイブ
TOP