先日、京都青年会議所の9月例会で、大嶋啓介氏の講演を聞きました。
大嶋氏は、飲食業界で最も注目を集めている居酒屋「てっぺん」の創業者で、「どうすればひとが輝くのか」を人生をかけて研究されているそうです。
講演はいつもの例会と違って、大嶋氏に誘導されるがまま異様な雰囲気で始まりました。
まず、全員立ち上がって、いきなり今までで一番真剣なジャンケンをしました。本気のジャンケンをするという指定があったので、全員が大声をあげて、ジャンケンをしました。さらに加えて勝ち負けのリアクションまでも本気で行いました。生死をかけたジャンケンのようにと言われて、いきなり未体験ゾーンに飛び込みましたので、戸惑いながらも、行動から精神を動かせる事を体感する事ができました。
私が聞いていて一番興味を持ったのは、脳科学者西田文郎氏の話で、スーパーブレイントレーニングというものでした。最高の人生は最高の脳の状態を作る事、バカになる事の大切さ、脳が最高の状態とは「ウキウキわくわく」している時であるという事、脳を最高にするイメージを持つ事など、いろいろな話の中で普段の生活の中で行えるテクニックを聞く事ができました。
今までこれほど脳というものを意識していなかったのですが、私達の全てを司っているのは確かに脳であり、心も体も脳によって動く事を改めて発見する事ができました。 意識的に脳を最高にする大切な時の1つは、朝起きた時だそうですので、できるだけ朝起きた瞬間からテンションを上げるように、無理やり意識している今日この頃です。